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烏丸ストロークロック


1999 年、当時、近畿大学演劇・芸能専攻に在学中だった柳沼昭徳(劇作・演出) を中心とするメンバーによって設立。
以降、京都を中心に、大阪・東京で公演活動を行う。
叙情的なセリフと繊細な演出で、現代人とその社会が抱える暗部をモチーフに舞台化する。
「演劇(舞台)でしか表現できない作品」「世代・趣味趣向を超えて心に訴えかける作品」を作品作りのポリシーに掲げ、多作を消費的に発表するのではなく、一つのコンセプト・題材に対し、中長期的に様々な角度からのアプローチを試みた連作を発表する活動形態をとっている。
2013年2月、三重県文化会館:烏丸ストロークロック:津あけぼの座の演劇ラボから生まれた劇団「劇団十月十日」にて『そして畦に曼珠沙華』(@三重県文化会館小ホール) を発表。従来の受身がちな市民参加劇にとどまらず、参加者がより主体的に、かつじっくりと演劇に向き合う作品製作に取り組む。


柳沼昭徳(やぎぬまあきのり)


1976年京都市生まれ。
高校演劇部を経て近畿大学で演劇を専攻する。
在学中、太田省吾、鈴江俊郎、大橋也寸らの指導を受ける中、1999年に「烏丸ストロークロック」を旗揚げ。以降、全ての作品において劇作・演出を担当する。2004年からは各地で高校生や社会人を対象としたワークショップを実施し、劇団においても、作品ごとにオーディションで選出したメンバーと共にワークショップを重ねる作品作りをおこなう。
第7・11・12・18回OMS戯曲賞ノミネート。
2001年「CAMPUSCUP2001」大賞受賞
2003年「Kyoto 演劇大賞」大賞受賞


阪本麻紀(さかもとまき)


1978年生まれ。
和歌山県出身。高校より演劇活動を始める。
近畿大学文芸学部芸術学科演劇・芸能専攻を卒業後、2003年から烏丸ストロークロックのメンバーとなり、以降、俳優・制作を担当する。劇団外で劇団サンプル、劇団八時半、魚灯、ニットキャップシアター、スクエア等に出演。近年では劇団活動以外に、小中高生を対象にした表現教育の指導に携わる。